2000 

6/29

 原付を入手。さるお方より譲り受けました。HONDAの Canopy といえば、詳しいかたはお分かりかと思います(私知りませんでしたが)。詳しくない方のために説明すると、ピザ屋のバイクです。寿司屋でも可。残念ながら棚は置いてないです。

 何を運ぼうかな。

 


6/28

 人間の主観というのは当てにならないものである。ゆえに、常に自分を見つめなおしていないと、自分でも気付かぬうちに大きな間違いを犯してしまうことがある。

 しかしそんな過ちを誰が責められようか。われわれは人間である。完璧な存在ではありえないのだ。

 もちろんぼくとて同様。

 

 だから、ええと、うん。B5ノートだと思って買ったDynabookが実はA4だったとしても、なんら恥じることはないのである。

 

 ……さすがにそれは行き過ぎだって?

 そう思います。 うあー。

 


6/27

 展示品処分で格安だったので DynabookSS 買っちゃいました。型落ち品ですが。物欲もこれで一段落か。型番すら思いだせないのだが、Celeron333 64メモリ、HDD6.4Gの奴。

 どうもぼくは意志薄弱なので、買うかも、買わないかもといった微妙な精神状態で店に行くと 九分九厘買ってしまう。

 1.興味のありそうな商品を発見

 2.店員を呼ぶ

 3.気になる点を質問する

 4.説明を受けているうちに面倒になって買ってしまう

 

 純粋に面倒なのと、店員の手間をわずらわせたくないのと、店員が気の毒になってくる事あたりが理由か。あとは「いろいろモノが分かっている人(2とか3のあたり)」 、「懐の大きい人(4のあたり)」を演出したいんではないかと思う。

 店員相手にですか。自意識過剰とはこのこと。

 


6/26

 実際の出来事を記す日記を書くと、こちらではそれが書きにくくなる。ますますつまらない妄想が話題の中心になるというわけです。泥沼化です。

 というわけで嘘であることが否定できない日記でした。

 

 ……さすがにしつこいですか。でも嘘ばかり書いているということは嘘自体がウソである可能性が高いので、この日記はウソではないのです。

 従ってこの日記はウソで(もういいですね。すいません)

 


6/25

 この日記にはまれに真面目な話題も出てきますが、この際はっきり申し上げておきましょう。ほぼウソです。つまり虚構。何か深いことを言っているような気になるかもしれませんが気のせいです。

 馬鹿馬鹿しいネタばかり書いていても人格を疑われるかなー、とか、笑い話とのバランスを考えてたまには真面目なことも書こうかな、とか。政治的なスタンスで話題を作っているだけです。まったく中身がないので説得力もありません。ウソだらけ。

 

 従って今日の日記が嘘である可能性も否定できません。

 ていうかウソ。

 


6/24

 じぶん日記をつけはじめて5日。かなり面白い。

 web日記とは違い、下に追記していくかたち。上のものほど古いわけだ。なんとなくこういう形になった。ここの日記は読んでもらうことに主眼があるので最新のものは上になるが、自分のための日記は面倒なので普通に書いている。

 読む順番と時間の経過が同じ方向なので、やったことの流れが把握しやすい(かんじがする)のが良い。今後はひと月ごとに1ファイルで保存していく予定。

 ただ、この形だと後で閲覧するのが面倒そうだ。やはりHTMLで書くのが良いだろうか。そんな昔の日記を見返したりするのか、その価値があるのかという問題はさておき。下手に見返したりするとまずいので、見にくいほうが良いかもしれない。

 何か目的を見失っているような気がするが気のせいです。

 


6/22

 Yahoo! オークションにタイムマシン(本物)が出品されているらしい。現在の最高入札価格は90兆を越えている。

 質問にいちいち真面目に答えているのがおもしろい。何者だろうか。Yahoo! 関係者という仮説をたててみる。まあ、なんでもいいんですが。どうオチを付けるのか、いまから楽しみです。

 実際に落札という結末を期待してみる。億万長者の自作自演。

 


6/21

 今の職場は禁煙なので、喫煙する場合はベランダに出て、ということになっている。

 今日。ベランダに上司2人を残して、窓に鍵を掛けて帰宅してしまった。

 「なんか俺らに恨みでもあるのか」という電話で気付いた次第。説得力はないですが恨むだなんてそんな。ぼくはあなたがたを尊敬しております。

 しかしまあ、何事にも理由があるものだ。なぜぼくは2人を置き去りにして帰ってしまったのか。

 まったく覚えがないということは、無意識のうちに閉めたわけだ。なぜ無意識のうちに閉めようと思ったのか。その窓を閉めようとする思考のもとは何か。

 1.暑かった

 仮説のその1.ご存知の通り今日は暑かった。午後からはじわじわと湿度もあがり、窓を開けると熱気が入ってくる状態。従って窓を閉めたわけだ。ユング式の深層心理判定によると、つまりあの2人は暑苦しい存在というわけだ。

 あの。いえ。ちょっと待って。そんなこと考えてません。この論証はどこかおかしいです。他の仮説を。

 2.蚊の侵入を防ぐ

 ご存知の通り最近は暑い。蚊が多く発生するようになった。窓を開けると蚊が入ってくる、なので窓を閉める。ユング式に考えると、つまりあの2人は蚊同様に鬱陶しい存在というわけだ。

 えっと、その、何か、うまくいきませんね。

 

 

 というか心理学の知識もないくせに「ユング式」なんて勝手に言うな。

 


6/20

 この日記とは別に、公開しない自分の日記をつけようかと思っている。仕事も含めた純粋な生活の記録として。たぶん役に立つと思う……というかその必要性を感じてきた。なんと頼りにならないぼくの記憶力。

 記録形式はどうしようか悩んでいる。生テキストで良い気もするが。日記書き専用のソフトでも探してみようか。

 じゃ、閲覧時間とサーバスペースが勿体ないので今日はこのへんで。

 


6/19

 ずっと欲しかったPalmの液晶保護シートを購入。ついでにキーボードを買い換えた。今度のはメカニカルとソフトの中間くらいの奴。

 手になじんだキーボードというのは書き慣れたペンと同様、なかなか手放せないものだ。だのになぜ手放したかというと、壊れたからだ。

 慣れるまでに時間が掛かるかと思いきや、すっかりなじんでしまった。人の先入観というのはあてにならない(特にぼくは)。

 かくして新しいキーボードとの生活がはじまる。出会いと別れ。いずれも実り多きものにしたい。キーボードごときで何を言うのか、この男は。

 でもまあ、ほんとうは別れないのが一番なのです。日頃からお手入れしてね。そうすればもっと、ずっと大事な関係になれると思うのです。

 何言ってるんだかわかりませんね。

 


6/18

 どうもぼくの日記は2日サイクルで動いている気がする。例えば昨日と一昨日の日記。証明つながり。

 その他、やる気ないつながり、森つながり、社会に対する疑問つながり、余計な心配つながり、手紙つながり、6月つながり、日本語つながり、などなど。

どう考えても2日サイクル。恐ろしい発見に身震いするばかりです。

 


6/17

 最近バイクの後ろに乗せてもらう機会が多いのだが、これがなかなか怖い。ちょっと手を離しただけで死ねそうな感覚。自分の危険だけではない。グラッと揺れたとして、後ろの人が慌ててしがみつこうものなら運転者の安全も危ういのだ。

 ということは逆に考えると、ぼくは運転者に信頼されているということになりはしないか。

 こういったケースはバイクの運転以外にも考えられる。例えば2人で車に乗っているときもそうだ。助手席に座っている人がふと気まぐれで運転者を殴ってしまったらと思うとぞっとする。

 乗り物どころか徒歩ですら危険だ。隣に歩いている人が急に懐に隠し持った包丁で脇腹を突いてきたらどうするのだ。

 幸いにしてぼくは、バイクの後ろに乗ることも 車の助手席に乗ることも、並んで歩くことも拒否されたことがない。

 ぼくは非常にひとに信頼されていることが証明された。

 もっと安心しちゃって良いんですよ。

 


6/16

 2日連続でやる気のない文章。なんなんだこれは。

 しかし世の中無駄なものはないと言う。これらの日記にも何らかの意味があるに違いない。可能性を列挙してみよう。

 1.(自分にとってのメリット)
 ぼくの日記はやる気のない日とやる気だけはある日が一目瞭然である。従って、やる気のある日とない日の統計をとることで気分の移り変わりを分析できる。もしかしたら何らかの法則性が見出せるかもしれない。

 2.(読む人にとってのメリット)
 世の中には多数の日記書きがいる。ぼくの醜態をみることで「こんな日記が許されるなら……」と自信を取り戻せるに違いない。

 3.(節約のメリット)
 やる気のない日は往々にして文章が短い。よってサーバスペースと閲覧時間の節約につながり得をする。

 4.(背理法による証明)
 これらの日記に意味が無いと仮定する
 意味が無いと私が失望する
 それは困る
 従ってこれらの日記には意味がある

 

 このように、一見つまらなそうな日記にもしっかりと意味はあるのであります。

 

 ついでに、やる気があっても面白いとは限らないことが今日証明されたような気がします。面白さ比例セズの法則。

 


6/15

 歴史的な会談が行われているようです。最近ろくにニュースも見てなかったけど、これは見なければ。

 

 南北首脳のホットライン……?

 

 「おう! 戦争するぞ!」

 「このやろう、望むところだ!」

 

 とかいう会話しか想像できませんでしたよ。貧困。

 


6/14

 反省だけなら、サルでもできる。

 

 ……ってことはぼくはサル同様か!?

 衝撃の事実発覚。今夜は眠れそうにない。

 


6/13

 熊野森でした。

 

 誰もが知っているサーチエンジン、Yahoo.
 ここのページ選考基準は昔から謎に包まれている。まったく同じページなのに、一度目は通らなくて二度目は採用されたりする。

 たしかに手動ゆえ、多少の選考者の主観が入るのはいたしかたなかろう。しかしである。

 

  テレビ、映画の時代劇、特撮、アニメ等で女の子が悪者に捕らわれるシーンのファンのためのページ。

 小説、マンガ等におけるアンドロイド、サイボーグ等の機械仕掛けの女の子を研究。

 「急所蹴り」をテーマにした絵、ストーリー、掲示板等。

 

 マイノリティーも大切にしようというYahoo! の姿勢は分かるし、賛同もする。でもなんか納得がいかないのはぼくだけか。紹介文は笑えるけど。

 しかもこれらのページ、「ワイルドアームズ」を検索していたら出てきたというのだからますます納得いかない。

 


6/12

 山の上に住んでいる。

 さほど規模は大きくないが、駅に近いわりに自然に囲まれ、なかなかに過ごし易いところだ。名をば 久本山とぞなむ いひける。

 「乱開発反対」と書かれた看板をみて、この山には別名があることを今日知った。

 名をば、熊笠森……いや、熊丘森? いや、熊越……??

 

 思い出せないので腹が立つ。しかもその名前をネタに何か書こうと思っていたときはなおさらである。たぶん熊がいたかいないかとか、くだらないことを思いついたんだろうけど。

 というわけで唐突に終わります。……いつも通りですか?

 


6/11

 大学の教授とかと話をすると、よく「○○を読め」などと古典を薦められるんだけども、読んでみて本当に面白かった覚えがあまりない。

 こうなると自分の知的水準が低いのではないかと心配になるが、古典の名作というのは各々の時代で新しい認識や手法やらを創出したからこそ名作なのであって、その思想は当然後世の作品に影響を与えているわけで、従って後世の作品のほうがより洗練されたものになっているはずだし、なっていなければならないはずだ。

 もしぼくがシェークスピアなら、未来の人間に向かってこう言うだろう。「未だにぼくの作品なぞを読んでいるのか、嘆かわしい」

 

 多分ぼくの頭が悪いだけです。みじめな真相。

 


6/10

 右翼の宣伝カーに、「憂悶絶叫」というステッカー(?)が張ってあった。憂え悶えて絶叫。

 「うおお、もうこの国はダメだぁー!!」

 という感じだろうか。なんだかなあ。

 


6/9

 最近、自分でも気付かぬうちに寝てしまうことが多い。

 しかも、「寝る直前にしていたことを継続する夢」を見るのでタチが悪い。眠りに入ってうとうと、おっと寝ちゃいかん、という防御機構がはたらかない。本人はずっと起きているつもりなのである。これは参った、というかまずいんじゃないか。何かの病気ですか。

 しかし考え方を変えてみよう。これは非常に良い症例なのではないか。寝る直前の行動を選ぶことで、その行動を継続できるわけだ。

 寝る前に美味しいものを食べる → 口福が朝まで継続

 寝る前に映画を見る → 感動が朝まで継続

 寝る前に風呂に入る → 気持ちよさが朝まで継続

 寝る前に桑田乃梨子 → 

 

 ……なんかダメな人になりそうなのでやめておきます。

 


6/8

 禁断のまとめ更新。昨日はうっかり睡眠。

 Palmの背面にヒビが入っているのを発見。webで検索したところどうも既知の不具合らしく、同様の症状があちこちで見受けられるとのこと。テクニカルサポートに電話したところ、店頭での新品交換を薦めてくれた。

 というわけで溝の口コムドックにて交換と相成った。わけだが交渉がやや難航。

 「……そういうわけで、どうも製品の欠陥らしいんです」

 「はぁ……(疑いの眼差し)」

 無事に交換できたはいいが、Palmのサポート電話番号までこっちに聞くし、しつこく衝撃を与えていないことを確認するし、なんかヤな感じだ。

 「万が一にも無いとは思いますけど、普通に使っていて、もしまたヒビが入るようでしたら領収書をご持参の上、ご連絡くださいね」

 

 まるでぼくが壊したみたいだ。ちょっとひっかかる表現。まあ、難癖つけるヤな客に見えてたんだろう。イライラするのも無理はないのかもしれない。でも感情を制御できないようだと困る気がするんですが。あなたの今後が心配です。

 

 とか言って、実は「今度は間違いなく大丈夫ですよ」という意味合いのことが言いたかっただけで、 別になんとも思ってなかったり。見下して同情までしてますよ。わー。ひとり勘違いの怖いシナリオ。

 


6/7

 AB型RH(-) の輸血を求めるメールが出回っているらしい。私も数通受け取りました。

 このメール、内容は本当なのだがチェーンメール化して問題になっている。病院には問い合わせが相次ぎ、業務に支障をきたす状態。チェーンメールというのは内容に関わらず、あっという間にものすごい数に膨れ上がるからまずいんである。

 と思っていたら、日本医科大学多摩永山病院では3日に緊急手術が行われたとのこと。十分な血液が確保できたらしい。おそらく、件のメールの果たした役割は大きいだろう。

 さらに先日聞いた話。ぼくの知り合いが赤十字関連の団体にこのメールを回したらしく、また どうやらそこからの輸血協力者が多かったようなのだ。

 

 ぼくの行動は果たして正しかったのだろうか。チェーンメールだからといって、知り合いに連絡を回すことすらしなかったのは考えが足りなくはなかったか。メールが拡大するのがまずいなら、知り合いに会ったときにでも話すなり、それこそ この日記に書くべきではなかったのではないか。

 もちろん今後こういうことが増えたらどうするのか等、色々問題はある。が、思考が停止していたことが悔やまれる。

 それにつけても彼女はすごいなあと思うのだ。

 


6/6

 下関に住む祖母から手紙がきた。

 祖母の字は達筆なのだが読みやすく、ほんとうにぼくのことを心配してくれているのが伝わってくる。すぐにでも返事をしたくなる。

 

 ぼくが毎日文章を書いているのはこういうときのためなのだ。自分の思いをできるだけ素直に伝える文章を書くために。

 

 ま、半分ウソですが、役にたつこともあるかなと。 

 

 


6/4

 演奏会当日。
 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

 

 楽譜を製本しようとして持ってきた糊が、実はリップクリームだったというハプニングもありましたが、概ね無事に終了。スティックタイプの糊も考え物です。

 まあ、逆じゃなかっただけ良しとしよう。ポジティブ思考でひとつ。

 


6/3

 うわー。何これ。サボリにしてもあんまりですか。

 

 一昨日のキーチェーンの事件だが、新たな可能性に今日気付いた。つまりぼくがチェーンを外せると見越してこれを仕掛けたという考え方である。

 ご存知の通りぼくはひどい不精である。自転車のキーなどひとつあれば十分だと思っている。いや、十分でなくとも2つ以上など面倒で付ける気がしない。

 そこに降って沸いたキーチェーン。

 入手したからには使わねば勿体無い。かといっていちいち2つ掛けるのも面倒だ。キーチェーンの方が安全性も高いし、もう前輪のキーはつけなくてもいいんじゃないか。

 

 こうして、キーチェーンだけが掛けられた自転車が残る。外し方は知っているので楽勝だ。犯人は労せずして自転車一台を入手できることになる。ぼくの心理を完璧に読みきっているということはつまり、身内の犯行である可能性が高い。

 誰だ? きみか !?

 

 ……アホなことをやっている場合ではない。寝なければ。
 明日は演奏会です。がんばりますのでよろしく。

 

 


6/2

 下心の「下」ってどこですか

 


6/1

 自分の自転車にキーチェーンが掛けられていた。しかもどこかに繋いであるわけでもなく、ただ付けてあるだけ。なんだろうこれは。

 意味は分からないが参った。生半可なことでは切れそうにない。困り果てていたところ、同じ職場のK氏があっさりと外してしまった。いわく、ちょっとしたコツを知っていれば外せるのだという。

 Kさん、すごいや!

 ……でもちょっと待て。何か変じゃないか。あまりにも都合がよすぎる。ひょっとしてこれは、K氏の自作自演ではないか。つまりこういうことだ。

 1.自分でぼくの自転車にキーチェーンをかける

 2.何食わぬ顔をして同じ時間に帰る

 3.外し方は知っているので余裕だ。好感度UP!

 

 ぼくは一体何を考えているのか。そんなことあるわけがない。しかも頭の中で箇条書きにして整理まで。いいかげん自分の卑しさに嫌気がさしてきましたよ。

 

今日得たもの:

・ キーチェーン (1500円相当)
・ 自分の卑しさを再認識し高まった精神レベル (15円相当)