今回は World PC EXPO2000 リポート編です。

 ご存知かも知れませんが、PC EXPOとはPC関連の展示会であります。今年の会場は有明東京ビッグサイト。ネットライフパーク、ビジネスパーク、パーソナルパークの順に見回って来ました。ちなみに写真などはないので退屈かもしれません。

 そういえば関係ないですが、首都圏の殆どの鉄道で使える「パスネット」カードというのが出てまして、なかなか便利です。東急線から都内に出ることの多い私には超便利。割引が一切ないのはなんですが、とりあえず5000円のものを買っておきました。

 

 さて、まずはネットライフパーク。

 このパークだけ西館にありまして、後から考えると東館に入りきらなかったものを押し込んだような印象がないでもないです。手続きをすませて中へ。

 結論から言うと、殆どがコンテンツサービスの展示でした。どこも似てます。友人の出葉氏が、特に見るところがないと言っていたのもなんとなく納得。前情報もあったので、抽選だけやってざっと見るだけ。ちなみに商品はアルミの名刺入れ。

 

 次にビジネスパークです。

 入ってすぐのところにJETROという輸入製品の展示がありました。専門家が諸国を回り、目に付いた有望なシステムやソフトウェアを紹介するという形のようです。その場で商談も可能。英語できない人には通訳も。暗号システムやらネットワーク監視ツールやら、面白いところでは「ケージに入っている実験動物の動きをリアルタイムに計測」 なんてのもありました。適用範囲狭めです。

 ブラウザでさまざまなTCP/IPツールを動かすシステムとか。TELNETまで動いていたのはなんというか……わざわざブラウザに組み込む必要があるのか謎です。あとは、携帯電話キャリアによるHTMLの規格差を埋めるサーバ用ミドルウェアとか。これは韓国製だったかな。無線ヘッドホンのブースに人が多くいましたが、頭に着けるものだけにちょっと怖い感じがします。

 JETROは全体的にドキュメントの和訳が甘く、意味が通じにくいものが多かった気がします。でもいろいろあって面白げ。ブースの半数には人がいなかったのが気になりましたが、あれはお昼休みだったんでしょうか。

 

 巨大なAMDのブースでは、ThunderBirdのデモをやっている喫茶店(?)のようなものがあったようです。なんというかスペース無駄では。「Try AMD」 とかでかでかと書いてありましたが、トライして玉砕した友人がひとりいるだけに複雑です。素通り。

 

 中央付近にはさらに巨大なアップルのブース。さすがにOS Xの注目度はすごいものがあり、かなりにぎわっていました。いい声のお兄さんがしゃべってましたが、ほとんどユーザインターフェースの話に終始。遊び心は相変わらずの Apple です。カーネルの話とか聞きたかったのですが、人が多すぎてあきらめました。ちらっとデモ機も見ましたが、コアが変わったとはいえ見た目は完全にMACです。そりゃそうか。

 

 グループウェアの展示は数あれど、やはりサイボウズの一人勝ちなのか、最も目を引いたのがここです。ボウズマンという謎のアメコミ調キャラが。これって公式マスコットなんですか。Office4をさらりと触ってみましたが、実にシンプルです。この分かりやすさが秘訣か。ちょっと話は飛びますが、CRC総研のグループウェア「EarthDomain」に 「お弁当予約機能」 がついてたのはちょっと笑えました。

 数は多かったけど、iモードベースのグループウェアってどうなんでしょう。メール読み端末以上の機能をiモードに求めるのは酷な気がします。

 

 疲れたので今日はこのへんで。……なんか面白くないですね。