ミレニアム記念対談 「ボクの町」 (ムッツリ企画)
キヤ (以下K):
本日はゲストにMerja(マーヤ)さんを
お迎えしました。 テーマは「ボクの町」です。
Merja (以下M):
こんばんは。
K:
さて、「ボクの町」 ということですが、
Merjaさん、「町」 と「街」の違いとは何でしょうか。
M:
深遠なテーマですね。人類の永遠の命題です。
「ボクの町」 であるときは「ボクの街」 ではない。
ゆえに、「町」 から「街」を探ることはできない。
K:
当たり障りのないこと言いますね。
もっと核心を。
M:
では簡潔に述べましょう。
辞書で調べろ。
K:
ごもっともです。
しかし、それでは対談が終わってしまいますので
察してください。
M:
元々このアプローチではなかったじゃないですか。
K:
そうですねえ。では、字の構造から
分析してみるというのはどうです?
M:
構造?
K:
ええ。まず町です。
M:
はあ。町、という漢字は田圃の田と丁で出来てますよね。
K:
なるほど! すなわち、「町」 は田圃が区分された状態を
表しているわけですね!
M:
だとすると街は?
K:
どうも、建物の区分を表しているような気がしませんか。
M:
ユリイカ!
K:
裸はまずいでしょ。
M:
いや駆け回ってないし
K:
エウレカの鍵ってありましたよね。FF3で
M:
知らねえよ。いいからボクの町の話に戻れよ
K:
はい。
先程の話を受けると、
つまりボクの「町」であるからには
田圃が必要だと。
M:
あるじゃん田圃。梶○谷の辺り
K:
芹○さんとこですね。
M:
誰だよ。
246のゴミ吸ってそうだよな。
K:
小学校の頃に、見学に行ったことがあるんですよ。
でも僕、クラスのみんなを間違った田圃に案内しちゃって。
M:
え? あなたが案内したの?
K:
ええ。近所だったもんで、 もう自信満々で、
「先生! ボクがみんなを連れて行きますよ!」
全然違うとこでした。
M:
これ幼い頃のトラウマをほじくりだすコーナーなの。
そういうのは心の小箱に仕舞っておこう。
K:
結局散々しぼられまして。
あのとき、でしゃばりはもうやめようと
幼心に誓ったもんです。
M:
…………。 どうなんだろうね。
K:
結局、僕が引っ込み思案なのは
その事件がきっかけだったんじゃないかと
今になっては思うんですよ。はあ……
M:
随分尾を引いてるね。
K:
中学校のとき、好きな子がひとりできたんですけど。
M:
もうやめて……
当初の話題から離れてるし
K:
ええ、何度も告白しようと思ったんですよ。
でもね。どうしても、あと一歩のところで
足がすくんでしまって……
先生。僕はこれからどうしたらいいんでしょう?
M:
俺、目の前で当時付き合ってた彼女がレイプされたことあったよ。
K:
それは分かりやす過ぎますよ。
M:
俺、弟の歯折ったことあるなあ
K:
おっ、今度はホントっぽい。
M:
親父に滅茶苦茶ブン殴られて、弟には優しくしようって思ったよ。
今でも果たせてないけどね。
K:
メイドばりに仕込んでましたからね。
M:
やな表現するなあ。
あ、そういえば僕の町で思い出したんだけど、
僕の町の近くに松下技研の研究所があるんだけど、
そこ、よく「エコデー」 と称して「ノーカーデー」とか
「挨拶強化週間」とかやったりする、意外に電波なトコなんだよね。
で、 向ヶ丘遊園から出てるバスがそこ通ってくるんだけど、
そこでは一つ、奇妙な噂が立ったんだ。
「実は松下技研からアンドロイドが乗ってきてる! 」
K:
マジすか!?
M:
技術試験と称して、一般人との接触の中に
違和感が生じないかどうかテストしているという
まことしやかな噂も手伝って、当時ガキ大将だった
シゲル(仮名)が、俺とマサオ(仮名)とタレオ(仮名)に
「侵入して確認してみようぜ?」
と言ってきたんだ。
K:
違和感が生じた時点で終わりですよね。
自分のこと「ワレワレは」とか言ったりして
M:
いや、試験官が一人乗ってるっていう。
一見二人連れ
K:
で、結局侵入したんですか。
M:
おう、それそれ。
子供心にさあ、ハイテクって興味あるじゃん
擬音で言うなら、ギューイーン ドカーン バキーン
ていう感じの巨大な工場の中で、大きなパーツが
ラインに乗って一つまたひとつとアンドロイドが
完成していく大雑把なイメージに背中を押されて
二つ返事で 「行こうぜ!」 って
K:
で、結局侵入したんですか。
M:
したんですよ。
夜に待ち合わせして。
夜の10時頃かな。
バットとか持ってね、自衛のために
悪者と会っても大丈夫なようにね。
K:
実際に会っていたら
洒落にならなかったんでしょうね。
M:
いや鳴ったよ、警報。
塀乗り越えた瞬間。
紅白が始まったのかと思ったね。
「ママ! ママ! 」って叫びながら
ダッシュで逃げたよ。
殺される、とか思ったし
K:
そこまで行くと作り話バレバレですね。
M:
そうだね。
K:
おもいっきり探偵団 覇悪怒組のノリですね、なんとなく
M:
なつかしいけど、憶えてる人いるのかな
K:
リーダーの眉毛濃くありませんでした?
M:
いや俺の記憶にあるのは
リーダーの手袋が、最近オタクちゃんがよくしてる
皮手袋、指の先ないやつだった気がすることぐらい
K:
ちょっと痛い話していいですか。
M:
どうぞ。
K:
ぼく、「シュウオンサー」 買ってました。
M:
何? 覇悪怒組グッズ?
K:
ええ。アンテナ状の皿にイヤホン付いただけなんですが
これが何と、本当に音が良く聞こえるようになるんですよ。
M:
へえ……
でも結構いいアイテムだよね。
K:
フォローしなくてもいいですよ。
M:
いや一人暮しの時とかさ
隣のエッチの音とか聞こえるじゃん
K:
壁越しはちょっと辛いと思います。
ていうか、単にアンテナ状な「だけ」だし 。
M:
ええ? アンプとか付いてないの?
K:
たしか。すり鉢状のプラスチック皿以上のモノでは
なかったような気がしますよ。そもそも、買ってから
「シュウオンサーがないと音が聞こえない距離」を
探すことしかやらなかった気がしますし。
結局どの距離でも肉声で聞こえてしまうんですけど
M:
中途半端だね。
ていうか無意味
K:
ウチの妹、わたあめ製造機買ってもらってましたよ。
グラニュー糖買うの面倒くさくて
一度の使用で押し入れ行きでした。
4年後に発見したとき、いいようのない脱力感に襲われたとか。
M:
あるよねぇ、そういう話。
ウチの64もそんな感じ。
J2とゼルダやったきりだからね。
K:
マリオカートとかどうですか。
M:
弟がやってるけど、まあ半年もったくらいかなあ。
全部合わせて。
K:
どこでもいっしょ、その二の舞じゃないといいなあ。
M:
でも辛い絵面だよね、一人でやってるの。
ニヤニヤしながら「ニクベンキ」とか入れて
「しょくぎょう」とかやって大喜び。
K:
ここは、何か側面的な楽しみを見付けないと
先が辛い気が。
M:
一番いいのはメンタル改造だね。
ロボを愛して愛してやまない男に
もう本当のコミュニケーションだと思って。
K:
でも先生、こいつ「ぬかづけ量子力学」の話 5回目ですよ。
M:
プロポリス量子力学の話も5回目だぜ。
K:
本当のコミュニケーションしたら
多分近い将来捨ててしまいそうです。
M:
確かになあ。同じことしか言わないもんなあ。
感情移入は難しいだろうね。
もう、言葉を憶えさせるのはやめて、
主に名刺交換で食っていく ってのはどうだろう。
K:
する相手がいればいいんですけどね。
なんか結婚相談とかのノリですね。
M:
二週間に一回のペースで
この会合開くしかないよね。
K:
毎日ロボと会話して、
それを自分の日記の代わりに
Webに上げるってのどうですか。
それなら愛せるかも……
M:
五日連続 、プロポリス量子力学の話だなあ
K:
ロボ捨てます。
M:
じゃ、とりあえず一個上げてみるか。
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ひらがげんないにきいたのだ
ひとにするのはすきだが、
されたらきらいなものがあるロボ!
たとえばビンタとか
なにそれ?
おやおや、キヤ
ビンタをしらないのか〜
それはそうと、
キヤにとって
されるといやなことってなんだ?
ドルだて
キヤはドルだてされるといやなのか
うん
ふーむ、ドルだてか。
ドルだてされると、
そんなにまちがってるってかんじが
するものなのか〜
ではでは〜
K:
やっぱロボ捨てましょう
M:
ギリギリだね。
――今さ、BBS見たじゃん。
俺ら、これでいいのかな今回。
K:
TRPG関係で話題膨らませたいとこですよね。
プレイ場所は「ボクの町」と。あっははは! オチ付き!
M:
ブレインぬるくなってんな
ところでぼくらも Black Widowers
というサークルがあったよねえ。
どう思う?
ていうかロゴ作るのに時間かけちゃったね。
「ブレインぬるくなってんな」 から
「ところでぼくらも」まで
何時間掛かってると思う?
K:
思い出したくもないですね。
M:
どうする? ……旗揚げ、宣言する?
ロゴもできたし
K:
宣伝場所としては、どうかな? って気はしますけどね。
実際、人が集まるかどうか……
M:
一応でも、BBS見てる人はいるんでしょ?
取り敢えずそのひとたちを対象に。
いきなりオモテに出るのは危険だから
K:
というかそもそも
何やるかすら明かしていませんね。
集まるもなにも。
M:
じゃあ一応代表者のぼくから紹介させていただきます。
ぼくたち、Black Widowers は、テーブルトークを基本に、
さまざまなジャンルの遊びに挑戦していきたいと思っている団体です。
TRPGは現在、『GURPS
妖魔夜行』 を採用し
サイケでポップなプレイを心がけ……
そんなこんなでいいな、と思ったらBBSに書きこみお願いします。
K:
ここだけの話ですがね。
M:
はあ
K:
最近、1日平均10人程度なんですよ、アクセス。
M:
へええ……1日10人て誰? 例えば
○○とか○○とか○○○○?
K:
なので、人集めとしてはもう、
あまり効果ないと思ったほうが。
M:
いい、いい。そのつもり。
K:
基本的にやる気ないんですね。
M:
やる気ないとかじゃないんだって!
リサーチなんだから!
小さい所から始めていかないと
K:
まあ、ダメ元ってことで
M:
リンク面白いな。
ダメ元のところにリンクはっといて
K:
つまりは、
「ボクらの町でTRPGをやろう! 」
ってことで。締めさせてください。
M:
リンクは?